イスラエルの美容機器メーカーPollogenが開発した、トライポーラ式RFボディケア美顔器『Tripollar pose(トライポーラ ポーズ)』を使ってみた口コミです。
「美顔器」と書かれていますがボディ用で、電極が大きく、出力も強めに調整されているため、顔への使用はNG。
(顔用にはstop、STOP Vシリーズがあります。)
最新のラジオ波「トライポーラRF」で、お腹や太もも、二の腕、お尻など、気になる部位のトリートメントができます。
お値段なんと75,000円の高級美容器ということで、日本総代理店のアーリーバード株式会社さまよりブログ用にレンタルさせていただきました。
使用した率直な感想としては、出力の高さは満足だけど、使用後のアフターケア(お手入れ)が結構面倒……。
この記事ではposeの使用感を正直に、辛口気味にクチコミしていきます。
このページの目次
TRIPOLLAR poseってどんな美容家電?
トライポーラ式RFボディケア『Tripollar pose(トライポーラ ポーズ)』は、業務用エステ機器を販売するイスラエルのメーカー「Pollogen」が開発した家庭用の美容機器です。
エステサロンや美容系クリニックでも使われる高周波の電波技術、RF(ラジオ波)を搭載しています。
トライポーラ式のRFとは最新式のラジオ波のことで、従来のモノポーラ式、バイポーラ式の効果を同時に得ることができるラジオ波となっています。
TRIPOLLAR poseのセット内容
Tripollar poseを使用するには専用ジェルが必要となりますが、セットに付属しているので、届いたらすぐにトリートメントをスタートできます。
セット内容はこちら。
- pose本体(ホワイトorブラック)
- 電源アダプター
- 変換プラグ(国内用・海外用)
- 専用ジェル(130ml)
- ユーザーマニュアル・保証書
世界的に販売されている美容器のためか、変換プラグは3種類入っています。
日本で使う場合は、写真のAタイプを取り付けます。
本体は約118gと軽いので、片手でラクに持つことができます。
TRIPOLLAR poseの使い方
Tripollar poseを使用できる部位は、
- 腕
- お腹まわり
- 太もも
- おしり
などで、男女ともに使用できます。
顔や胸、陰部には使用できません。
(フェイスエステ用にはstop、STOP Vシリーズがあります。)
清潔で何も塗っていない乾いた体に、専用ジェルを薄く塗っていきます。
ジェルはネバッ、むにょ~っと弾力のあるテクスチャーです。
付属のヘラを使用すると、均一に薄く伸ばしやすいです。
が、お腹~太ももなど、広範囲に塗るときは面倒なので手で伸ばした方が早く塗れます。
(手はベッタベタになるので一度洗う必要はあります。)
最初に肌に乗せたときは少し冷たいのですが、温感タイプのジェルなので、塗った部位がじんわりと温かくなってきます。
本体はコードレスの充電式ではないため、使用中は常にコンセントに繋いでおく必要があります。
本体のお尻部分にある電源ボタンを長押しして起動させます。
同じボタンで出力レベル(LOW・MID・HIGH)も切り替えられます。
トリートメント中は4つの電極が常に肌に触れるようにして、ゆっくりと円を描くように動かします。
TRIPOLLAR poseを実際に使ってみた感想
わたしは主にお腹、太もも、お尻の気になる下半身まわり全体に使っています。
どうせやるなら2部位も3部位も変わらないだろうと思ったので、初回は一気にジェルを塗ってしまったのですが、やはり広範囲に塗るとジェルの消費もかなりの量でした。
最初は加減が分からず、たっぷりとにジェルを使ってしまったのですが、このままだとあっという間になくなる……!
ということで、2回目以降はなるべく薄めに伸ばして塗るようにしました。
ジェルに付属しているヘラで伸ばしてもいいのですが、時間がかかるので手で直接塗布しています。
しかし、手で塗るとベタベタになるので一度洗わないといけないし、ヘラだと均一に薄く伸ばしやすいけど時間はかかる……。
悩ましい問題です。
ジェルはトリートメント後に洗い流す必要があるので、服につかないよう、なるべく脱いだ状態でトリートメントするのがおすすめです。
肌を出しすぎると寒いかなーと思ったのですが、温感ジェルと本体が温かいので、意外と冷えづらいなと感じています。
LOW・MID・HIGHと出力(パワーレベル)が上がるにつれて、肌への温かさ・熱さも強くなります。
最高レベルのHIGHは結構熱くなるのですが、本体は常に動かしているので、慣れればHIGHレベルでもいけました。
これまでにもラジオ波のボディ用美容家電は使ったことがありますが、これだけ出力が高く、「熱い」と感じるレベルで使えたのはTripollar poseが初めてです。
その分、本格エステができるということで、お値段も高めなのかもしれません。
TRIPOLLAR poseのメリットとデメリット
メリット(使ってみて良いと思ったところ)
- 最新のラジオ波「トライポーラRF」を搭載
- 高出力の本格エステがいつでも自宅でできる
- 世界中で使われているという安心感がある
最新のトライポーラ式RFで効率的にボディケアができるのはいいと思いました。
一台あればエステに通う時間や費用もかからず、いつでも自宅でセルフエステをおこなえます。
デメリット(イマイチだと思ったところ)
- 継続するためには専用ジェルのランニングコストがかかる
- 専用ジェルの洗い流しが面倒
- トリートメント後の本体のお手入れが大変
- コードレスじゃないから使用中コードが邪魔になる
- コードが抜けやすい
デメリットというか、改善要求というか……。
まず、おうちエステを続けていくうえで気になるのがランニングコストです。
Tripollar poseは専用ジェルが必要で、体の広範囲に使うと消費量も当然多くなります。
専用ジェルは50mlが7,700円、130mlが15,400円と、こちらもなかなかのお値段……。
ちなみに公式サイトのよくある質問には、
専用ジェルは安全性・効能を考えて作られているものですので、その他の商品での代用は極力お控えください。
とも記載があります。
本格エステを継続するには、それなりの費用はかかりますね。
そして専用ジェルは粘度があって、トリートメント中に流れ落ちないというのはいいのですが、ベタベタになるので洗い流すのが結構大変です。
シャワーでササーっと流しただけでは落ちてくれないので、しっかりめに洗う必要があります。
さらに、体の洗い流しはお風呂でできるのでまだいいのですが、本体は防水加工されていないので、湿らせたやわらかい布かペーパータオルで拭きとらないといけません。
ジェルはベタベタだし、電極と電極の間も狭すぎて、これがなかなかきれいにならない。
ヘッド部分と銀色のフチの間に若干ミゾがあるのですが、ここにジェルが入ってしまうと全然取れません。
(どうしてこのデザインなんだ……。)
本体の衛生状態を保つのは正直、大変だし面倒だと思いました。
また、使用中コードの存在が邪魔で、うっかりすると肌のジェルがコードに付いてしまいます。
なんとか充電式にしてくれないものか。
そして、本体とコードの接続部が短いせいもあるのか、コードがやたらと抜けやすいです。
接触もあまりよくないらしく、いつの間にか電源が落ちていた、ということもしばしばありました。
気を付けて使えばいいのでしょうが、ズボラなわたしにはもっと気楽に使える方がありがたいです。
まとめ
文句ばっかりですみません。
さんざん言ってしまいましたが、Tripollar poseは最新の「トライポーラRF」で、自宅で高出力のボディケアができるのが最大のメリットだと思います。
「いつでも自宅で本格エステ」の紹介文にふさわしい家庭用美容家電なので、おうちにいながら本格派なボディエステを体感したい方におすすめです。
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